この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
やや暑くなってきた初夏のある日の夕方、通っている大学の構内を後にし、駅へと向かう太一(たいち)と凜(りん)の二人に、クールビズの出で立ちをした一人の若い男性が前方から近づいてきた。
辺りには、二人と同じように、帰宅のために駅へと歩いている大学生の姿が数多く見受けられる。
歩道に並ぶ並木には、青々とした葉が日差しを受けて光っていた。
スーツの男性は、すぐさま二人に声をかけて呼び止める。
「ちょっとすみません。お時間よろしいでしょうか?」
辺りには、二人と同じように、帰宅のために駅へと歩いている大学生の姿が数多く見受けられる。
歩道に並ぶ並木には、青々とした葉が日差しを受けて光っていた。
スーツの男性は、すぐさま二人に声をかけて呼び止める。
「ちょっとすみません。お時間よろしいでしょうか?」