この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第5章 LessonⅤ キャッツ・アイにて~孤独なピアノ~
 くるりと後ろを向くと、今度はシニヨンに纏めていた長い髪を解く。やや赤みを帯びた茶色の髪が滝のように背中にすべり落ち、波打った。輝は長い髪を無造作にかき集め、聡に無防備な背中を晒した。
「ここから先はあなたがやって」
 聡は震える手を伸ばした。大きな手のひらがブラのホックを外す。
「本当に良いのかい?」
 溜息のような男の声が落ちる。
 輝は一糸纏わぬ身体を隠そうともせずに言った。
「今の私を見て、残して、触れて」
 彼女は小さく息を吸い込み、続けた。
「聡さんに私の写真を撮って欲しいの」
 刹那、彼が鋭く息を呑む音が聞こえた。
「写真を撮れと言ってるのかい?」
「そのとおりよ」
/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ