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雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第5章 LessonⅤ キャッツ・アイにて~孤独なピアノ~

聡にピアノの前に置かれた椅子に座るように言われたときも、輝は素直に従った。
「脚を開いてごらん」
そう言われて少し股を開いたが、それでは足りなかったらしく、すぐに彼は両方の太腿に手をかけて更にぐっと押し開いてしまった。
途端に閃光が走り、輝は自分が今のあられもない姿を撮られたのだと初めて知った。
「―いやかい?」
気遣うように問われ、輝は頷いた。
流石に、幾ら何でも、この体勢は恥ずかしすぎる。これ以上開けないくらいに脚を開いたこのポーズだけは、大好きな聡でも無理だ。
涙ぐんだ輝を見て、聡は頭をかいた。
「ごめん、初めてなのに、少し大胆すぎたかな」
「脚を開いてごらん」
そう言われて少し股を開いたが、それでは足りなかったらしく、すぐに彼は両方の太腿に手をかけて更にぐっと押し開いてしまった。
途端に閃光が走り、輝は自分が今のあられもない姿を撮られたのだと初めて知った。
「―いやかい?」
気遣うように問われ、輝は頷いた。
流石に、幾ら何でも、この体勢は恥ずかしすぎる。これ以上開けないくらいに脚を開いたこのポーズだけは、大好きな聡でも無理だ。
涙ぐんだ輝を見て、聡は頭をかいた。
「ごめん、初めてなのに、少し大胆すぎたかな」

