この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第5章 LessonⅤ キャッツ・アイにて~孤独なピアノ~

クリスマスイブにデートに誘われたからには、何かプレゼントを用意しなくてはならない。一週間前に誘われたので、それから急いで手編みのマフラーをこしらえた。文具店でクリスマス用のラッピング袋を買い求め、それに入れて袋の口は銀色のリボンで結んだ。
待ち合わせの時間はN駅前に四時だった。そこで待ち合わせて電車に乗り、電車でふた駅の隣町まで行った。
遊園地はS町にあるのだ。クリスマスの二日間だけ、普段は七時で閉園する遊園地もナイト営業をする。遊園地に着いたときはまだ五時前だったので、とりあえずはメリーゴーランドに乗った。流石に聡は〝これは良いよ〟と手を振った。
「五十のおじさんが乗って歓ぶところなんて、想像しただけでもゾッとしない」
待ち合わせの時間はN駅前に四時だった。そこで待ち合わせて電車に乗り、電車でふた駅の隣町まで行った。
遊園地はS町にあるのだ。クリスマスの二日間だけ、普段は七時で閉園する遊園地もナイト営業をする。遊園地に着いたときはまだ五時前だったので、とりあえずはメリーゴーランドに乗った。流石に聡は〝これは良いよ〟と手を振った。
「五十のおじさんが乗って歓ぶところなんて、想像しただけでもゾッとしない」

