この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第2章 LessonⅡ 心ときめく記念日
 由佳里は輝の思惑を知ってか知らずか、淡く微笑した。
「父の知り合い、同級生なんです」
「ええっ、由佳里さん、今、お幾つなんです?」
「二十二です。高校出て、専門学校とか行かずに、すぐに今のお店に見習いで入ったから、今年四年目ですね」
「愕いた。私、落ち着いてらっしゃるから、てっきり二十代後半かと」
「ふふっ、不思議なことに、童顔なのに年より上に見られることが多いんですよ、私」
 由佳里は悪戯っ子のように舌を出して見せる。二十二歳という年齢を知ったせいかもしれないが、確かにその笑顔は歳相応の若々しさに溢れている。
「社会人になってからの経験のせいじゃないですか、貫禄があるのって」
「父には物凄く反対されましたけどね。親は二人とも私が高校卒業して、大学行くものだとばかり思い込んでたから」
/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ