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光 “I can see your halo.”
第2章 元カレと体調不良
うっ…
やだ、ヤバい!!!
「ちょっ…と、すみませっ…」
滝本さんが何か言っていたけれど、振り切ってトイレに駆け込んだ。
喉の奥が酸っぱくて気持ち悪いっ。
はぁ…何で今日に限って…
せっかく滝本さんが買ってきてくれたお弁当が全部出ちゃったよ…
吐き気が治まって、出してしまったものを流す。
また胃が痛くなり始めて、そのままさらに踞った。
「うぅぅ――…。はぁ…はぁ…」
痛みを逃がそうと大袈裟な呼吸をしていると、滝本さんがドアの向こうから声を掛けてきた。
「おい。どうしたんだよ。大丈夫か?」
「……はぃ。」
「…開けるぞ?」
えっ、あ、鍵閉めてなかった!
だっ、ダメ!!!
立ち上がれず、ドアに鍵をかける前に、滝本さんがドアを開けてしまった。
思わずドアを見た私と目が合い、滝本さんの顔色が変わった。
「おいっ!佐々木?また痛むのかっ!?」
「だい…じょ、ぶ…です…」
「大丈夫な訳ねぇだろっ?真っ青だぞ?」
グイッと肩を掴んで顔を確認された。
あぁ、私…、涙と鼻水と汗と…口周りも汚いし…
最悪だな…
「病院行くぞっ?…立てるか?」
「そんなっ、大袈裟…ですよ…」
「バカかっ!もっと自分を大事にしろっ!!」
「くっ、薬あるのでっ!それ飲みますから。大丈夫ですからっ。」
肩を掴む滝本さんの腕を握ってお願いをすると、滝本さんがため息をついた。
やだ、ヤバい!!!
「ちょっ…と、すみませっ…」
滝本さんが何か言っていたけれど、振り切ってトイレに駆け込んだ。
喉の奥が酸っぱくて気持ち悪いっ。
はぁ…何で今日に限って…
せっかく滝本さんが買ってきてくれたお弁当が全部出ちゃったよ…
吐き気が治まって、出してしまったものを流す。
また胃が痛くなり始めて、そのままさらに踞った。
「うぅぅ――…。はぁ…はぁ…」
痛みを逃がそうと大袈裟な呼吸をしていると、滝本さんがドアの向こうから声を掛けてきた。
「おい。どうしたんだよ。大丈夫か?」
「……はぃ。」
「…開けるぞ?」
えっ、あ、鍵閉めてなかった!
だっ、ダメ!!!
立ち上がれず、ドアに鍵をかける前に、滝本さんがドアを開けてしまった。
思わずドアを見た私と目が合い、滝本さんの顔色が変わった。
「おいっ!佐々木?また痛むのかっ!?」
「だい…じょ、ぶ…です…」
「大丈夫な訳ねぇだろっ?真っ青だぞ?」
グイッと肩を掴んで顔を確認された。
あぁ、私…、涙と鼻水と汗と…口周りも汚いし…
最悪だな…
「病院行くぞっ?…立てるか?」
「そんなっ、大袈裟…ですよ…」
「バカかっ!もっと自分を大事にしろっ!!」
「くっ、薬あるのでっ!それ飲みますから。大丈夫ですからっ。」
肩を掴む滝本さんの腕を握ってお願いをすると、滝本さんがため息をついた。