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となりの藍崎さん。
第1章 蕎麦をお持ちしました
(あ、あの人いい香りした~)
ってそうじゃなかった
目線を戻し家の主に目をやると鍛え上げれた上半身裸の躰が視界に入る
(な、な、なんで裸!!!)
「おい」
「あ、えっとそのあ、あの~~~」
「ぷっ…テンパりすぎ」
「蕎麦、お持ちしました」
「あぁサンキュー」
「じゃ、じゃあ」
「待てお前、名前は?」
「え?えっと…月影伊吹(つきかげ いぶき)です……」
「俺は藍崎想(あいざき そう)だ」
「よろしくお、お願いします!!」
その場を早く切り抜けたくて私はさっさと自己紹介を済ませて自分の家に戻った