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遅咲きのタンポポ
第13章 2年越しの想い
誰に見られているわけでもないのに、武井さんの後ろに隠れるように後ろに続く。
薄暗い店内に入る。
普通のホテルと違って、フロントと書かれたカウンターも無人で、呼び出し用のベルが一つあるだけ。
壁面に色んな部屋の写真のパネルがあったけど、明るく光っている写真とそうじゃないのがある。
武井さんは明るく光っている一つに触れた。
その写真の明かりが消え、レシートのようなものが出てくる。
あ、これで部屋を選んだことになるのか…
てことは、明かりのついてない写真は使用中ってことか…
結構、埋まってる、のね…
全部で幾つ部屋があるのか数えたわけではないけれど、この建物の中に、それだけの数のカップルがいて、みんなが同じことをしていると思うと、なんか変な感じ。
薄暗い店内に入る。
普通のホテルと違って、フロントと書かれたカウンターも無人で、呼び出し用のベルが一つあるだけ。
壁面に色んな部屋の写真のパネルがあったけど、明るく光っている写真とそうじゃないのがある。
武井さんは明るく光っている一つに触れた。
その写真の明かりが消え、レシートのようなものが出てくる。
あ、これで部屋を選んだことになるのか…
てことは、明かりのついてない写真は使用中ってことか…
結構、埋まってる、のね…
全部で幾つ部屋があるのか数えたわけではないけれど、この建物の中に、それだけの数のカップルがいて、みんなが同じことをしていると思うと、なんか変な感じ。