この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遅咲きのタンポポ
第10章 格差と温度差
「いいね、美味しそうだよね、レーズン。じゃ、この、ブールふたつ、レザンふたつ、キャラメルひとつの5個と、それとは別にブールふたつ、レザン、キャラメルをひとつずつの4個を包んでください。どちらも保冷バッグに入れて。」

「かしこまりました。お持ち歩きのお時間は何分程でしょうか?」

「小一時間で。あ、あと見分けがつくように保冷バッグに何か印つけてください。」

「そうしましたら、4つのお包みの方にこちらのシールをお貼りしておきますね」

と店のロゴシールを貼る店員さん。

アイスそんなにいっぱい買ってどうするんだろ?と思ったら。

「梶井さんに、お土産。ウチの親に言われたとはいえ、正月休みに仕事入れちゃったんだから。
奥さんにこのくらいのお詫びは必要でしょ?」

と、ニコリと笑った。

この人のこういう優しいところが、やっぱり好きだ、と思えた。
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ