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遅咲きのタンポポ
第11章 ホンモノ
「初めてまして、よく来てくれたね。祥悟の父です。」
「母の由美子です。可愛らしいお嬢さんじゃないの!祥悟!しかも朝から空港まで迎えに行って下さったんですって?お家は空港の近くなの?」
「まさか。彼女の家は神戸だよ。」
まぁ端っこですけど、ギリギリ神戸、ですね…
「えぇ⁉︎神戸から関空まで!朝早くに?祥悟の為に?」
お母様はものすごくびっくりして目を見開く。
便名も確かめずに出待ちしてたなんて言ったら卒倒されそうな勢いだ。
「まあぁ…逆ならまだしも女の子が、そんな朝早くに一人で…寒かったでしょうに。危ないことはなかった?」
本気で心配してくれてるようだ。
「大阪に、姉が住んでまして、たまたま泊まりに行ってましたので」
たまたまじゃないけどね。
「あら、そう。なら良かったわ。」
と納得して下さった。
「そうなの?」
武井さんも驚いて顔を見てくるけど、アイコンタクトすると微笑んでくれた。
「母の由美子です。可愛らしいお嬢さんじゃないの!祥悟!しかも朝から空港まで迎えに行って下さったんですって?お家は空港の近くなの?」
「まさか。彼女の家は神戸だよ。」
まぁ端っこですけど、ギリギリ神戸、ですね…
「えぇ⁉︎神戸から関空まで!朝早くに?祥悟の為に?」
お母様はものすごくびっくりして目を見開く。
便名も確かめずに出待ちしてたなんて言ったら卒倒されそうな勢いだ。
「まあぁ…逆ならまだしも女の子が、そんな朝早くに一人で…寒かったでしょうに。危ないことはなかった?」
本気で心配してくれてるようだ。
「大阪に、姉が住んでまして、たまたま泊まりに行ってましたので」
たまたまじゃないけどね。
「あら、そう。なら良かったわ。」
と納得して下さった。
「そうなの?」
武井さんも驚いて顔を見てくるけど、アイコンタクトすると微笑んでくれた。