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遅咲きのタンポポ
第11章 ホンモノ
「あら、こちらが祥悟さんの?梶井さんからのお電話で伺って、奥様と楽しみにしておりましたのよ。申し遅れました。私、こちらのお屋敷で家政婦をしております、清水と申します。」

と、柔らかい笑顔で自己紹介された。

全然意地悪な感じじゃなくて、ホッとする。

「こ、こちらこそ、初めまして、結城沙織と申します!お邪魔致します!」

勢いよく頭を下げた。

武井さんがアイスとオムレットを清水さんに渡す。

「これ、帰りに阪急寄ったから。彼女からのお土産。後でみんなでお茶淹れて食べようね。清水さんの分もあるから。」

「あら!ご丁寧にありがとうございます。では後ほど。」

なんか、アイスも私が買った感じになってるけど…
まぁ、今ココで説明しなくてもいいか…

三人でお家に上がり、廊下を抜けると広々としたダイニングルーム。

「おかえり。」

「おかえりなさい」

すでに席に座った、ご両親が出迎えてくれる。

お父様の顔は、ホームページと同じ。
ただお休みの日らしく、洋服も髪のセットも少しラフな感じだった。

お母様は、これぞマダム!って感じで、夜会巻き風のアップヘアーにアイボリーとグレーのバイカラーのワンピース。ラインもキレイでとっても上品だ。

家具も重厚感があるし、お部屋のインテリアも素敵で思わず溜め息が漏れる。

「ただいま。こちら、僕の彼女の結城沙織さん。沙織ちゃん、僕の両親です。」

と紹介してくれた。

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