この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遅咲きのタンポポ
第12章 告白
「前の彼女はね、顔立ちは結構派手目の美人で、大手の会社の受付嬢してて、大学時代はモデルのバイトしたとか、ミスコン総ナメにしたとかどうとか、まぁ、そんなコで。友達にも羨ましがられるような、自慢の彼女だったんだ。
周りからチヤホヤされる分、自分に自信もあっただろうし、自分を磨くのにお金も手間も掛けてるって自負もあったんだろう。付き合っていくうちに、格下の人間というか、自分より下と思う人に対する態度が横柄なことが判ってきた。女の子に対してもそうだったけど、男に対してはめちゃくちゃ辛口で。
ルックス、スタイルは勿論、仕事や年収、住む場所から持ち物に至るまで散々な言いようでさ。
俺はその頃、まだ車持ってなくて、そしたらデートで女の子を歩かすなんて信じられない、車くらい買えってうるさくて。まぁいずれは買おうと思ってたから、別にそれは良かったんだけど、自分が買うわけでも運転するわけでもないのに、国産の安い車は嫌だとか、アレに乗りたい、コレがイイってすごい口出しされて、正直面倒臭かった。その時ちょうど友達がこの車手放すって聞いて、譲って貰って乗り出してからは、車についてはアレコレ言わなくなったけど。正直に話したら何言われるかわかんなかったから、友達から中古で買ったってことは黙ってた。」
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ