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素直になれなくて
第8章 波乱と別れ
「ああ…悠里……お前の中……堪らない…」
味わうように、ゆっくりと動かしていく。時折締め付けては畝る中が、悠里の限界を
知らせてくる。
「悠里……イキそう?……」
小さく頷きながら、喘ぐ声が堪らなく可愛い。
「早くするから……イッて…いいよ…」
浅井は、腰を激しく動かした。奥に当たるように何度も突き上げた。
「悠里……好きだ……好きだよ……」
「ん……私も……ヒロ……くん……あ……」
「はっ……はっ……ん……くっ……あ……俺も……イクっ……あ……」
「ヒロ……あ……あ……ああ……ん…あ」
浅井は、悠里の中で絶頂を迎えた。悠里の身体もピクピクと震えて絶頂を迎えた。
「悠里……愛してるよ……」
意識が朦朧としている悠里にキスの雨を降らした。
暫くすると、悠里は小さな寝息を立て眠りについた。
多分、暫く眠れていなかったんだろう。
「田坂…俺が…悠里を守るからな。お前の代わりに……」
浅井は、フッと微笑むと悠里の中からゆっくり抜いた。
「ゆっくり、休めよ。悠里……」
浅井は、ゆっくり身体を起こすと、バスルームに入って行った。

「ん……」
朝、悠里は久しぶりにスッキリと目が覚めた。
「あれ……浅井?」
ベットにもたれて、眠っている浅井がいた。
「浅井?風引くよ?」
悠里は、浅井を揺すって起こした。
「……あ……悠里……おはよう。」
「ついててくれたの?」
「ん……ああ。悠里、良く眠れたか?」
「ん……」
悠里は、優しく微笑んだ。
「……良かった。」
浅井は、ゆっくりと立ち上がる。
「メシ、作ってあるから、着替えたら来いよ?」
「あ、うん。」
悠里は、ふと身体に怠さを覚えた。
「私……昨日……」
悠里は、昨日の夜の事を思い出した。

「え?悠里?」
悠里は、キッチンに立つ浅井の背中に抱き付いた。
「悠里?どうした?」
「私……昨日……浅井に酷い事した。」
浅井は、優しく微笑んだ。
「何?何も酷い事されてないよ。」
「だって……」
昨日、私を抱いていたのは、浅井だった。でも、私は……ヒロくんの名前を呼んでた。浅井に抱かれながら、ヒロくんの名前を……
「私……浅井を……ヒロくんの代わりにした。ごめん。」
「バカ……別に良いよ。代わりで。」
「ダメ。浅井は……浅井なのに…」
「悠里……昨日は、仕方ない。悠里も普通じゃなかったし。な?」
「……本当に……ごめん。」
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