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素直になれなくて
第6章 暴露
そう言うと、大学の卒業前に、中島珈琲の店で、悠里を見かけた事。
どうしても悠里に会いたくて、中島産業の就職試験を受けた事。
マンションも同じマンションに入居申し込みしたら、たまたま隣だった事を話した。

「始めは、遠くから見ているつもりだった。でも同じ部署で、彼氏も居ないって聞いて……歯止めが効かなかった。」
「……最初から…話してくれれば良かったのに……」
悠里は、ポロポロと流れる涙を拭って、呟いた。
田坂は、悠里の頭を撫でながら、話を続けた。
「病気が再発して、治療が上手く行って退院はしたけど、今もまだ、通院しているんだ。退院した時……」
心配そうな顔の悠里を優しく見つめる。
「5年何もなければ、完治って言われたんだ。だから、その日まで待ちたかった。」
「ヒロくん……」
「今年の9月なんだよ。5年目……迎えるの。」
「……あと、3ヶ月?」
「そ……あと3ヶ月。」
「悠里に好きになって貰えて、すごく嬉しい。1日も早く彼女にしたかったんだ。ただ……また再発しないとも限らない……悠里を悲しませるかもしれない。」
悠里は、田坂の肩に手を置くと、顔を近づけて唇を重ねた。田坂は愛おしそうに、腰に手を回して抱きしめた。
「私は、何が起きても、ヒロくんの側に居たい……」
「離れたくない……」
「悠里……オレも……離したくない……」

田坂は、悠里をソファーにゆっくり押し倒す。悠里は潤んだ瞳を田坂に向けた。
「悠里……愛してる……」
ゆっくりと唇を重ねる。啄むようなキスは次第に激しさを増してゆく。悠里の唇の隙間から舌を差し入れ、歯列をなぞり、悠里の舌に絡めていく。
「ん……んん……んふ……っ…ん」
悠里の甘い吐息が漏れてゆく。
クチュクチュと水音が部屋へ響いてゆく。
「悠里……」
耳元で、名前を呼ぶと、耳朶を口に含んだ。舌で転がしては、耳の中を犯した。
「あ…ん……っ…」
首筋に舌を這わせ、時折きつく吸い上げては、紅い華を咲かせる。独占欲の証を無数につけてゆく。
「悠里…可愛い……」
来ているワンピースのファスナーを下ろすとゆっくりと肩を撫で、服を落とす。悠里の艶かしい肌が露わになった。
肩に舌を這わせながら、ブラのホックを外す。口を使ってブラの肩紐を下へ落とすと、綺麗な胸に手を這わせた。
「悠里の胸、柔らかい……」
「あ…ん……や……あぁ……」
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