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真壁君は喋らない
第2章 あとがき
このお話、実は三、四年くらい前中途半端に書いて投げていたのをちょっと引っ張ってきたものです。
なので新作と言っても中身は大分古いものなんですが、改めて読んでみると、さぎり視点の文とか、今より丁寧な気がしてなりません。あんまり成長してない自分の文才のなさに頭抱えました。
本当は長編にする予定で、さぎりの過去や中原美也子関係、さらには真壁君の冷蔵庫がやたらデカいのにも理由があったんですが、今さら長編で書いても仕方ないだろうと、この辺は投げっぱなしジャーマンのまま、短編として公開してます。
ひたすら喋らない主人公を書いてみたくて作ったんですが、私が台詞を書いてないってだけで、別に喋ってない訳じゃないんですよね、真壁君。
この先喋らない主人公を書く事になったら、完全に喋らない主人公にしたいものです。
あんまり官能も恋愛もない作品でしたが、色々チャレンジしてみるという気持ちは大事ですよね。当時書いてて楽しかった記憶を思い出しました。
それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!