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今日私は自分の子供を殺しました
第9章 過去の傷2nd
「えっ、俺でいいの?」
『うん』
「じゃあ連絡先交換しよう」
あたし達は連絡先を交換して店を出た。
店の外でアオイをもう一度見る。
やっぱりかっこいいなぁ
『じゃあまたね。』
あたしはアオイに手を振ってユリと歩きだした。
「なんかだめだったわ今の店。違うとこ行かない?」
『んーそうしよっか』
振り返るとまだアオイは店の外に居てこっちを見ていた。
あたしはそれに気付かない不利をしてまた繁華街に消えていった。
アオイへの気持ちを押し潰すように、
連絡はあたしからはしなかった。