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今日私は自分の子供を殺しました
第5章 呪縛

「なんでもっと速く言わねーんだよその男ぶっ殺してやる。」


ユウスケも怖いがアオイも負けずに怖い。
紙一重に頼もしい。

もっと速くアオイに言えばよかった。


「お前絶対にひとりで家から出るなよ。わかったな?」

『わかってる。』



あたしに負けずにアオイも相当のヤキモチ焼だ。
ユウスケという目に見えない男に
かなり頭にきているみたいだった。


『アオイ、警察沙汰になるようなことはしないで?アンリちゃんもいるしアオイに会えなくなるのはやだょ』


「わかってる。ユウスケって男のせいでなんで俺が務所入んなきゃなんないわけ?」



「その男に待ち合わせして呼び出せよ。ガツンと言ってやるから」



あたしは言われた通り、ユウスケに
会って話したいと誘うと
すぐにオッケーの返事が出て
待ち合わせの約束に成功した。
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