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今日私は自分の子供を殺しました
第6章 過去の傷


寒さも厳しい1月

「お前さぁいい加減、荷物持ってくれば?」

『えっいいの?持ってくるー!』




こうして突然、あたしは正式にこの部屋に
住むことになった。

まだ、彼女ではないけども






完璧に同棲がはじまると
あたしは料理をつくるようになった。

生姜焼き カレー 豚汁
肉じゃが いろんなものつくったけど
そんなに自慢できるほど
美味しくはなかったかな


でも食材を買ってる時から
作ってるときまで
ユウスケの笑顔を思い浮かべるだけで
幸せだったょ…




だけどある日の仕事中

受信メール一件

ーユウスケー


ごめん今日家来ないほうがいいかも。
あいつ来るって
話しあるってから






あいつってのは
彼女のこと。

携帯を持ったままなにかが擦れていく。
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