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夜は、毎晩やってくる。
第5章 おねしょたホワイトDAY!
「気持ちよくなっちゃうこと、すっごく気持ちよくなっちゃうの! さっきの翔太みたいになっちゃうの! ああ、駄目っ……ううん、イイッ! あはあっ……まっ白になっちゃう……させて、お姉ちゃんを気持ちよくさせて! 翔太でイカせて! 翔太にイカされたいのっ! ああ、あああああっ!」
ビグッ……
きゅううぅんっと子宮が絞られるような感じがして、翔太の肉を呑み込んでいた私のお腹が激しく痙攣した。
愛液が体の中を逆流して脳にあびせられるようなエクスタシー。
「ああっ……アアンッ! イクッ! イッちゃう~~~~~!」
「ううっ……ぼ、僕もっ……」
しまった。
気持ち良すぎて、避妊忘れてた!
でも、今日は大丈夫な日だし……多分、中でも問題ない……っていうか、もう手遅れだった。
「ああっ……お姉ちゃん! 僕、出ちゃう! また出るっ……ああっ! お姉ちゃんの中……ビクビク動いて、き、気持ち……良すぎっ……」
「あ、ああっ……翔太のが脈打ってる……私の中で……びくんびくんしてるっ……ふ、あ、ああっ……精子出てる……出てるのね……ああ、私も……出されながらイクッ……イクわっ……っあ、イ……クッ!」
気づけば私は翔太の腰ををがっちりと両脚でホールドし、体を押しつけるようにして両腕を背中に回し、しがみついていた。
翔太も私を力いっぱい抱き締めて、密着を、密着以上の……そう、接着のようにしてくれる。
今、私たちはひとつになっている。
それが物凄く実感できる。
幸せ。幸せが下腹部を熱く満たす。
ああ、翔太。
翔太ぁ……。
離したくない。
ずっと、繋がっていたいよ。
私の可愛い弟。
私が初めてになったね。嬉しいよね。
私もだよ。
ぐったりと、二人でベットに身を横たえながら、私は言った。
「ね……翔太。こういうことになるから……そのチケットは考え直したほうがいいよ」
「うん……」
翔太が頷く、そしてすぐに私の耳元に口を近づけて囁いた。
「じゃあ、他の子用に作ったの……全部お姉ちゃんが貰ってくれる?」
……よかろう。
貰ってあげようじゃないか。
母の日のプレゼントにさせるわけにもいかないしな。
《おねしょたホワイトDAY! 了》