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第2章 おにーちゃん、授業中のお仕置き。

ギュウ、



十数センチの身長差から、抱きしめられればもう息もできないくらいだ。








耳元に、海にいの吐息がかかる。






「……～、っ……ん」



「どうしたの、感じちゃった？」




王子様みたいな表情からは、似もつかない言葉だ。




「ち…ちがう、よ」


「でもね。そんな感じちゃうそらを見て、昨日は五回もしちゃったしねえ」


「……～～!!」







恥ずかしい言葉は、ますますあたしの心臓に悪い。