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淫ら
第17章 17

それからというもの、私達は時間を作って逢うことを考えた。
もちろんそう頻繁には逢えないのだが、日常的に連絡を取り合い
他愛のない会話から淫らな行為のことまで、多くの言葉を重ねていった。
やり取りは読んだらすぐに消し、痕跡が残らないようにと、
お互い既婚者なのでそこは注意していた。
ふとした時に圭一のメールを読み返して、
募る思いに浸りたいと感じることもあったが、
そんな切なさもすぐに「圭一に抱かれたい」という思いに変わっていたと思う。
そして逢えば激しく求め合い
肉体的にも精神的にもより深く圭一と繋がっていった。
もちろんそう頻繁には逢えないのだが、日常的に連絡を取り合い
他愛のない会話から淫らな行為のことまで、多くの言葉を重ねていった。
やり取りは読んだらすぐに消し、痕跡が残らないようにと、
お互い既婚者なのでそこは注意していた。
ふとした時に圭一のメールを読み返して、
募る思いに浸りたいと感じることもあったが、
そんな切なさもすぐに「圭一に抱かれたい」という思いに変わっていたと思う。
そして逢えば激しく求め合い
肉体的にも精神的にもより深く圭一と繋がっていった。

