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淫ら
第3章 3.
実際にカフェで話すと、愚痴よりも楽しい話が中心となり
時間はあっと言う間に過ぎた。
会う前のドキドキ感からは拍子抜けするほど呆気なく
圭一は会社に私は家に帰った。
ただ確実に、私の中には華やいだ気持ちと何かが疼くような気持ちがあった。
そんな感覚は結婚以来忘れていたが、それを思い出したことが嬉しくもあり、また扱いにくくもあり、なんとなくフワフワした気持ちで数日を過ごした。
その2ヶ月後くらいに、また我が家でホームパーティーがあり、それに圭一が参加した。