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アルテミス~女神の涙~
第2章 第2章 Vol.2
「あの子に男の味を覚えさせやがって!」

―-ピシャッ
恭子はカップ内の珈琲を石田にかける。

石田は動じることはなかった。
思ったより、量が少ない。

飲んだか……

「僕も貴女も30を越えた。男と女が一箇所にいたらSEXしかやることないだろうに」

「ふんっ、そうね」

恭子はウエストラインに手を這わせてからスカートを捲り上げた。
エレガントピンクのパンティーが露になり、ほわっと甘く温かい香を立ち上らせる。

「どう?」

「……まぁ悔しいが、同級生の女達では貴女が圧倒的に一番いい女だと認めざるを得んな」

「私は男に興味がなかったから、今の今まで男に身体を触らせたことがないわ」

「ほう……」

「女に恥をかかす気?」

恭子の言葉で石田は上着のボタンを外しはじめた。

「女に恥をかかせてはいけない……それが俺の掟だ」

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