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今から恋を始めよう
第5章 を
吉野さんは買って来たゴムの箱を開けながら
「もし、これを使い切る前に俺がUKに行っても
他の男にこれを付けるなよ」
なんて小さく笑った。
「私の事、どんなオンナだと思ってんのよ」
ため息をつきながらカーディガンを脱いで
部屋着にしていたよれよれの長Tを脱いだら。
「モテる女。そして、捕まらないオンナ」
そう言って笑いながら私の顔の輪郭をなでる。
「何それ」
へんな例えに笑ったけど。
吉野さんは一瞬だけ真面目な顔をして。
「言葉のまんま。大学時代も。今も。
男の話題に出てこない時はないよ。
でも、誰のことも本気にならないんだよな。麻子ちゃんは」
「・・・・」
「来いよ。せめてセックスで俺に夢中にさせてやる」
そう言いながら広げる両腕の中に
飛び込んだ途端にキスをされ口内を舌で犯される。
言ってることは乱暴なのに。
その手つきは、大事なものを扱うように、優しい。
「んぁぁ・・・・ぁ」
まるで。
私自身が吉野さんの大事な物のように錯覚してしまうほどに
大事に抱かれる。
「もし、これを使い切る前に俺がUKに行っても
他の男にこれを付けるなよ」
なんて小さく笑った。
「私の事、どんなオンナだと思ってんのよ」
ため息をつきながらカーディガンを脱いで
部屋着にしていたよれよれの長Tを脱いだら。
「モテる女。そして、捕まらないオンナ」
そう言って笑いながら私の顔の輪郭をなでる。
「何それ」
へんな例えに笑ったけど。
吉野さんは一瞬だけ真面目な顔をして。
「言葉のまんま。大学時代も。今も。
男の話題に出てこない時はないよ。
でも、誰のことも本気にならないんだよな。麻子ちゃんは」
「・・・・」
「来いよ。せめてセックスで俺に夢中にさせてやる」
そう言いながら広げる両腕の中に
飛び込んだ途端にキスをされ口内を舌で犯される。
言ってることは乱暴なのに。
その手つきは、大事なものを扱うように、優しい。
「んぁぁ・・・・ぁ」
まるで。
私自身が吉野さんの大事な物のように錯覚してしまうほどに
大事に抱かれる。