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人妻淫ら調教
第17章 傾き始めた心
 店の中は明るく照明され、様々な物がディスプレイされていた。
 五郎に引きづられるように、奥へ連れていかれ玲奈には何がなにか意識する余裕がなかった。
 ミニのチャイナドレスをあてがわれたことは、覚えているが、そのあとどうやってビデオ試写室へ行ったのか玲奈は覚えていなかった。
 試写室に入ると、借りて来たDVDを再生し、アダルトビデオが画面に大写しになっていた。


「玲奈、着ているもの脱いで裸になるんや。タコ糸も外してやるわ。ここなら、少々声を出してもばれへんからな。ふふふ。」


「こ、ここで?けど、人には見られへんわね、けど、恥ずかしい。」


(こんなとこで?けど、ん、、まだ、タコ糸と鈴は外して貰わないと、ん、また、タコ糸が、、思い通りには、されたくないのに、けど、、ウチ、、)


 イヤイヤではあるが、彼女は白いオフショルダーのワンピースを肩から腕へ引き下げ、一気に膝の下まで脱ぎ捨てた。
 見事に均整のとれたヴィーナスの肉体に、紅い組紐が食い込み卑猥な印象と乳首のタコ糸と鈴が、人妻が何者かを男の前に晒さらしていた。


「ふっふ、やっぱりお前の身体は綺麗やな。鈴とタコ糸を外してやるわ。ふふ、縄が欲しいんやろ、玲奈。」


 縄と言う言葉に、玲奈は拒絶出来ない誘惑を感じていたが、


「縄なんて、はよ、タコ糸と鈴を外して、お願い。ん、ん、」


 狭い試写室で二人がけのソファーの片側に五郎が座り、玲奈を手招きし、抱き寄せ唇を重ねた。
 五郎の舌先に玲奈の舌が触れ、同時に五郎は彼自身の精液の味と匂いを味わった。
 ユックリと貪り合いながら、玲奈は時が止まることを望んでいることに、驚きと家族への自責の念が生じていた。


(いやっ、いけん、ウチ、子供がいるのに、けど、このまま、でいたい、けど、ん、あっ、もっと吸いたい、このまま、、いけん、けど、、)


 玲奈の唇を犯しながら五郎は、彼女の微妙な変化を感じていたが、気付かない振りをして名残を惜しむように唇をユックリと放していった。


(少し変わったな。変わったことを否定しようってしてんな。子供と旦那に申し訳ない感じやな。しかし、エエ身体しとんなぁ。縛りと露出と、今日からたっぷり可愛がってやれるな。今夜、帰れんて知ったらどう反応するかな?楽しみや。)


 唇が離れ、玲奈の唇が半開きで男には物欲しげに見えた。
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