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第35章 解き放された蜘蛛の糸（ときほぐされたくものいと）

　五郎の言葉に驚いた様子も無く高野は、


「ふふ、そうな、分かればね。まあ、もうちょっとしたらかな。ふふ、それより、出そうやわ。コイツのオマ〇コが、こんなに具合がエエとは思わなんだわ。大抵、いつもは途中から乾いてきよるからなぁ。ホンマ、不感症かと思ってたわ、けど、あかん、出るわ！くっ、あかん、くっ！」


　そう言いながら、高野の怒張は爆発の一歩手前まできていた。


「ふっふっ、我慢してるんや？無理せんでもかんまんで（構わないよ）。それとも、いつものように口の中か？まあ、そっちに出してから口にしたら、その方がこの女のドスケベさが分かってエエで。」


「んな、無理やわ。先に来たわ！もう、アカン！出る！くっ、ふう、、でたぁ！」


　高野が叫ぶと同時に熱いほと走りが怒張の尖端から吹き出し、その後を白濁したマグマが爆発し、人妻の中を満たした。


「はぐっ、んぐっ、、いっ、ぃい、、はぅ、、、」


　見知らぬ男のスペルマを受け入れながら、人妻は男の怒張に妙な懐かしさとどこか馴染み深い感覚に囚われたが、すぐに肉の悦びにその感覚は掻き消されていった。


「ふふっ、もう出したんや。ホンマにお前、早漏と違うんか？全部出したら、代わるで。」


「うっ、んっ、わっ、まだ出てますわ。出終わったら、言いますわ。うわっ、まだ絞めてきよる。三段締めかいな。あんだけセックスしてたのに、こんなん無かったなぁ。ふう、まだ、出てる。」


　高野は何度も射精し、人妻の絡み付くような肉襞の動きに怒張は絞り出されていった。
　高野の腰の動きが鈍くなり、名残を惜しむようにユックリと男根を引き抜いた。


「終わったか？ホンならくわえて、シャブッテ貰えや。俺がオマ〇コに入れさせて貰うわ。ふふふ、まだ玲奈は欲しがってるからな。ほら、見てみい、腰がお前のチ〇ポ探してるで、ふふふ。」


「違、う、んん、、いっ、、、ん、、、。」


　エクスタシーの感覚の残る人妻の唇から、否定の声を絞り出したが、肉体は抜かれた男根を求めていた。
　ロウを滴らせながら、五郎は玲奈の後ろに回り込み、腰を片手でガッチリと抑え、自らの隆々とした赤黒い男根を腟口にあてがい、ズブズブと挿入した。


「ひうっ、、あな、たの、、、欲し、いぃ、、もっ、とう、、、いっ、、ひぃ、、、」



　人妻の淫らな声が、部屋を満たした。