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見られたがり
第2章 盗撮(とら)れて・・・
脚...というより太ももから奥に粘っこい視線を感じる。
どうやら、わたしのオナニーの音は聞こえていたようだ。


「貴女はこの電車は初めてですか?」

「はい。初めてですけど……どうしてですか?」

小首を傾げながらサラリーマンの股間に目をやる。
スラックスの上から主張しているモノがみえる。


「この電車ねぇ、貴女みたいな人がよく乗ってくるんですヨ」


いやらしい笑みを浮かべて
「貴女人に見られたいんでしょう?」
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