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ラブカルチャースクール 3
第1章 プロローグ
ブルートパーズの瞳は、吸い込まれそうなほど美しく……
そして、冷たく光った。
「大丈夫……コトミ。これはあくまでも契約だ。僕と恋人のフリをすれば、セイジとの仲を隠しておけるだろ?」
「そ、そんなこと……出来るわけないじゃない」
「ノン……大丈夫だよ。きっとラブカルの『掟』だって大きく変わっていくよ」
三十センチはあるだろう身長差の相手は、話し易いように私の目線までしゃがんできたけど、今はこの彫刻みたいに整った顔を近付けて欲しくなくて顔を横に背ける。
「ふふふ……ツレないですね〜。お互いにとても良い条件なのに」
白くて長い指が顎に添えられ、ゆっくりと力強く正面に向くように引っ張られていく。
「嫌っ! 離して!」
「コトミ……僕は君のこと結構気に入ってますよ」
甘く囁きながら、金彩で縁取った瞳を軽く伏せて、残酷な笑みを浮かべた唇を寄せてきた。
ヤダ……
ヤダよ……。
セイジ――――――――!!
そして、冷たく光った。
「大丈夫……コトミ。これはあくまでも契約だ。僕と恋人のフリをすれば、セイジとの仲を隠しておけるだろ?」
「そ、そんなこと……出来るわけないじゃない」
「ノン……大丈夫だよ。きっとラブカルの『掟』だって大きく変わっていくよ」
三十センチはあるだろう身長差の相手は、話し易いように私の目線までしゃがんできたけど、今はこの彫刻みたいに整った顔を近付けて欲しくなくて顔を横に背ける。
「ふふふ……ツレないですね〜。お互いにとても良い条件なのに」
白くて長い指が顎に添えられ、ゆっくりと力強く正面に向くように引っ張られていく。
「嫌っ! 離して!」
「コトミ……僕は君のこと結構気に入ってますよ」
甘く囁きながら、金彩で縁取った瞳を軽く伏せて、残酷な笑みを浮かべた唇を寄せてきた。
ヤダ……
ヤダよ……。
セイジ――――――――!!