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ラブカルチャースクール 3
第15章 Lesson クッキー
微かに揺らされただけなのに、開発されたスポットは確実に快感を生み出して爆発させる。

頭の中で爆竹が弾けるような――

金属バットで殴られたような――

どっちも経験ないけど……

体験を凌駕するような、快感の攻撃が意識を吹っ飛ばしていきそうになる。

「セイッ……もう……スト……ゥゥ」

ソファーの背凭れをバンバン叩いて、ギブアップ宣言する私にセイジは首元から囁きかけてきた。

「琴海……新人ってどんな感じ?」

「ひゃい?」

何でこのタイミングで、そんなことを――――。

その謎の真意を考えたくても、質問に答えようにも、いまの状況じゃ何もできない。

「む……りぃぃぃ」

「うんうん、もうちょっと刺激強くする?」

「ひょえ?」

何なにぃぃぃ――――!?

セイジいきなり、どうしちゃったの??

「やっ……らめ……」

これ以上強くされたら完全意識が飛んでしまって、指三本どころじゃなくなってしまう。

止めるように、必死でもう一度背凭れを叩くと――――

「新人……射精を我慢するの大変そうでしょ……」

「うぅっ!」

今、物凄~く核心ついてきてない?

「か……なぁ」

息も絶え絶えで、セイジの言葉に何とか答えていく。

セイジは指の動きを止めることなく、唇も首から顎へと這わせながら話を続けてくる。

「今日で二人目だよね……二人とも我慢できたの?」

「はぅぅぅっ!!」

明らかに誘導尋問に掛けられているがセイジの攻めに悶えることしか出来なくて、応えようにもまともに声に出来ない。

これは『快感という名の拷問』だぁぁぁ――――!!

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