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サイドストーリー5
第3章 キスマーク
「誰が?パパ・・・」
「しずか?何寝ぼけてるの?
しずかと私の双子の息子でしょ。早く起きてね」
いつ?いつ、俺と優衣は結婚したんだ?
ダメだ。記憶がない。
布団の中で思い出そうとしていたら、また寝てしまったらしい。
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆
「しずか、起きてよ。ソファーで寝ないで」
ゆすられて起きれば目の前に優衣がいた。
「優衣か。なんか顔が若返った・・ぞ」
最後まで言う前に頬をぎゅっとつねられた。
「何寝ぼけてるのよ。スマホの電源を切ってたから
仕事が終わって急いで見に来れば、ソファーで寝てるし。
風邪ひくわよ」
あれは―――夢?
「優衣。俺たち、結婚するらしい・・・・」
「へぇ~」
「子供は双子の男の子だ」
「へぇ~」
「名前は朋と圭」
「・・・・へぇ。何それ?夢?」
「さぁ。どうだろう」
一瞬優衣は不思議そうに顔をゆがめたが
夢なんだろうと、話を切り替えた。
「しずか、これ、バレンタインのチョコね」
「・・・・・」
「なんだか確実にチョコが欲しいみたいだったから。
早めに届けに来たわよ?」
だから・・・・!
俺が欲しいのは
「チョコじゃねぇ」
END*****
「しずか?何寝ぼけてるの?
しずかと私の双子の息子でしょ。早く起きてね」
いつ?いつ、俺と優衣は結婚したんだ?
ダメだ。記憶がない。
布団の中で思い出そうとしていたら、また寝てしまったらしい。
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆
「しずか、起きてよ。ソファーで寝ないで」
ゆすられて起きれば目の前に優衣がいた。
「優衣か。なんか顔が若返った・・ぞ」
最後まで言う前に頬をぎゅっとつねられた。
「何寝ぼけてるのよ。スマホの電源を切ってたから
仕事が終わって急いで見に来れば、ソファーで寝てるし。
風邪ひくわよ」
あれは―――夢?
「優衣。俺たち、結婚するらしい・・・・」
「へぇ~」
「子供は双子の男の子だ」
「へぇ~」
「名前は朋と圭」
「・・・・へぇ。何それ?夢?」
「さぁ。どうだろう」
一瞬優衣は不思議そうに顔をゆがめたが
夢なんだろうと、話を切り替えた。
「しずか、これ、バレンタインのチョコね」
「・・・・・」
「なんだか確実にチョコが欲しいみたいだったから。
早めに届けに来たわよ?」
だから・・・・!
俺が欲しいのは
「チョコじゃねぇ」
END*****