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サイドストーリー5
第3章 キスマーク
こいつはおれとのデートを優先しなさすぎる!
「お前さぁ、14日は大丈夫なんだろうな?」
バカなセリフだと分かってる。
バレンタインに男が女に『会えるんだろうな』なんて聞くほど野暮な話はない。
「う~ん・・・・」
普通は・・・普通は女が男に14日は会えるか?って聞くもんじゃないのかよっ!
「ちょっと14日も雲行きが怪しいのよね」
そして、平気でバレンタインに会えないとぬかす。
「お前さぁ、俺のことなんだと―――」
「ごめん。チョコは前もってあげるから。それで許して!」
なんていう・・・
俺が欲しいのはチョコじゃねぇよっ!
「分かったよ」
そう言って、電話を切った。
むかつくから電源も切ってやった。
そのまま家に帰ってふて寝をした。
我ながら子供っぽいと思うが仕方がない。
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆
「しずか。起きて」
ゆすられて起きれば目の前に優衣がいた。
「優衣か。来てくれたんだ。でもお前疲れてるんだな?なんか顔が年をとった・・ぞ」
最後まで言う前に頬をぎゅっとつねられた。
「何言ってんの?まったく。早く起きてよ。
朋と圭がチョコを待ってるんだから」
「朋と圭?」
「そうよ。パパにあげてからねって待たせてるのよ。早く起きて」
パ・・・パ?
「お前さぁ、14日は大丈夫なんだろうな?」
バカなセリフだと分かってる。
バレンタインに男が女に『会えるんだろうな』なんて聞くほど野暮な話はない。
「う~ん・・・・」
普通は・・・普通は女が男に14日は会えるか?って聞くもんじゃないのかよっ!
「ちょっと14日も雲行きが怪しいのよね」
そして、平気でバレンタインに会えないとぬかす。
「お前さぁ、俺のことなんだと―――」
「ごめん。チョコは前もってあげるから。それで許して!」
なんていう・・・
俺が欲しいのはチョコじゃねぇよっ!
「分かったよ」
そう言って、電話を切った。
むかつくから電源も切ってやった。
そのまま家に帰ってふて寝をした。
我ながら子供っぽいと思うが仕方がない。
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆
「しずか。起きて」
ゆすられて起きれば目の前に優衣がいた。
「優衣か。来てくれたんだ。でもお前疲れてるんだな?なんか顔が年をとった・・ぞ」
最後まで言う前に頬をぎゅっとつねられた。
「何言ってんの?まったく。早く起きてよ。
朋と圭がチョコを待ってるんだから」
「朋と圭?」
「そうよ。パパにあげてからねって待たせてるのよ。早く起きて」
パ・・・パ?