この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー5
第3章 キスマーク
こいつはおれとのデートを優先しなさすぎる!
「お前さぁ、14日は大丈夫なんだろうな?」
バカなセリフだと分かってる。
バレンタインに男が女に『会えるんだろうな』なんて聞くほど野暮な話はない。
「う~ん・・・・」
普通は・・・普通は女が男に14日は会えるか?って聞くもんじゃないのかよっ!
「ちょっと14日も雲行きが怪しいのよね」
そして、平気でバレンタインに会えないとぬかす。

「お前さぁ、俺のことなんだと―――」
「ごめん。チョコは前もってあげるから。それで許して!」
なんていう・・・
俺が欲しいのはチョコじゃねぇよっ!
「分かったよ」
そう言って、電話を切った。
むかつくから電源も切ってやった。

そのまま家に帰ってふて寝をした。
我ながら子供っぽいと思うが仕方がない。

*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆

「しずか。起きて」
ゆすられて起きれば目の前に優衣がいた。
「優衣か。来てくれたんだ。でもお前疲れてるんだな?なんか顔が年をとった・・ぞ」
最後まで言う前に頬をぎゅっとつねられた。

「何言ってんの?まったく。早く起きてよ。
朋と圭がチョコを待ってるんだから」
「朋と圭?」
「そうよ。パパにあげてからねって待たせてるのよ。早く起きて」

パ・・・パ?

/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ