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サイドストーリー5
第8章 恋愛レッスン?
=今週の水がめ座:女難の相=
いつもは見ない社内報の1番後ろにある星座占いにそう載っていた。
恐らくは広報の誰かがいい加減に書いた占いだろうから普段は見ないし気にしない。
なのに、なぜかその週に限って見てしまった。
「清水君!ちょっと」
半田さんに少し厳しい声で会議室に呼び出されたのは
帰ろうとして廊下を歩いている時だった。
明日になるまで待てないようなポカやったか?
土曜日のプレゼンは上手く行った。
その報告は終わってる。
会議室に入ると半田さんが
「で?金曜日の合コンの乗り込み、どうだった?」
なんてワクワクしながら聞いて来る。
「半田さん・・・俺、帰りたいんスけど」
「何言ってるのよ!金曜日に散々プレゼンの手伝いしてあげたでしょ!」
そう言って、金曜日の真子ちゃんの合コンに乗り込んだ一部始終を聞かれ
事細かに説明しろと要求された。
「なるほど~」
とニヤニヤと笑った後、
「じゃぁ、もう総務部のあの子は清水君のモノって訳ね?」
「モノって・・・」
「ふふ。私の勝ちね」
「勝ちって?」
「同期でカケをしてたのよ。清水くんとあの子がどうなるか」
「・・・・」
「だってほら、木曜日に居酒屋でフラれた感じだったじゃない?」
なんで知ってんだよ・・・
「同期はダメな方にカケてたのよね~」
あんたたち・・・
いつもは見ない社内報の1番後ろにある星座占いにそう載っていた。
恐らくは広報の誰かがいい加減に書いた占いだろうから普段は見ないし気にしない。
なのに、なぜかその週に限って見てしまった。
「清水君!ちょっと」
半田さんに少し厳しい声で会議室に呼び出されたのは
帰ろうとして廊下を歩いている時だった。
明日になるまで待てないようなポカやったか?
土曜日のプレゼンは上手く行った。
その報告は終わってる。
会議室に入ると半田さんが
「で?金曜日の合コンの乗り込み、どうだった?」
なんてワクワクしながら聞いて来る。
「半田さん・・・俺、帰りたいんスけど」
「何言ってるのよ!金曜日に散々プレゼンの手伝いしてあげたでしょ!」
そう言って、金曜日の真子ちゃんの合コンに乗り込んだ一部始終を聞かれ
事細かに説明しろと要求された。
「なるほど~」
とニヤニヤと笑った後、
「じゃぁ、もう総務部のあの子は清水君のモノって訳ね?」
「モノって・・・」
「ふふ。私の勝ちね」
「勝ちって?」
「同期でカケをしてたのよ。清水くんとあの子がどうなるか」
「・・・・」
「だってほら、木曜日に居酒屋でフラれた感じだったじゃない?」
なんで知ってんだよ・・・
「同期はダメな方にカケてたのよね~」
あんたたち・・・