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サイドストーリー5
第8章 恋愛レッスン?
そんな半田さんの告白にぐったりして、
真子ちゃんを連れて家に帰った。

「清水さん、なんか疲れているようですが大丈夫ですか?」

真子ちゃん・・・
半田さんを見た後に真子ちゃんを見ると癒されるよ。

なんだか涙が出そうになってきた。

「真子ちゃんがいてくれれば大丈夫」
「清水さん・・・」

ポッと顔を赤くした真子ちゃんが可愛くて。
キスをしようとしたら、玄関のチャイムが鳴った。

なんだよ・・・

不機嫌になって出てみれば姉貴で・・・

「何だよ?」

終電を逃したって時間にはまだずいぶんと早い。

「先日泊った時に忘れ物してさ」
と、ずかずかと部屋に入る。

「あ。ちょっと」
姉貴を止めようとしたけど、遅くて。

「あらあら。まぁ、まぁ!」
と、真子ちゃんを見てニカーっと笑った。

「何この子!超可愛い!」
と真子ちゃんに抱きついた。

「あんたの彼女なの?ねぇ!ねぇ!」

はぁ・・・
なんで俺の周りにいる女ってこんななの?

「清水さんのお姉さんですか?」
「きゃぁ~!そうよ。私がお姉さんよっ」
「渡辺真子です。よろしくお願いします」
「真子ちゃんっっ」

ダメだ。気に入ったらしい。
こりゃぁ、姉貴も帰らねぇな・・・・

「お姉さんがご飯をご馳走してあげる。食べに行きましょう!」

と、立ち上がった。

「あら。あんたも来る?」

「行くよっ!」

次の社内報の占いも必ずみよう。

心に誓った夜だった。


END****

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