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サイドストーリー5
第13章 運命という名の恋②
学生のころから男の人を嫌いだと思って、もうどれぐらいだろう。
昨日もお兄ちゃんが「会社にいい人いないのか」なんて心配していた。
彼女とラブラブのお兄ちゃんには私の気持ちなんか分からないよ!と
思ったけど、ちょっぴり羨ましいのも事実。
武田さんに頼まれた資料を隣駅の取引先に持って行く途中でエントランスが騒がしかった。
忙しそうに電話をしながら半分怒鳴っている広報部の方たち。
あぁ。。。
そう言えば、今日CM撮影のはずだったけど
ピアニストが無理になったって武田さんが言ってたっけ。
そんな中でも人一倍、走り回って、電話をかけまくっているのに
大きな声を出さずに、冷静に対処している柳下さんが目に入った。
昨日もお兄ちゃんが「会社にいい人いないのか」なんて心配していた。
彼女とラブラブのお兄ちゃんには私の気持ちなんか分からないよ!と
思ったけど、ちょっぴり羨ましいのも事実。
武田さんに頼まれた資料を隣駅の取引先に持って行く途中でエントランスが騒がしかった。
忙しそうに電話をしながら半分怒鳴っている広報部の方たち。
あぁ。。。
そう言えば、今日CM撮影のはずだったけど
ピアニストが無理になったって武田さんが言ってたっけ。
そんな中でも人一倍、走り回って、電話をかけまくっているのに
大きな声を出さずに、冷静に対処している柳下さんが目に入った。