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サイドストーリー5
第2章 恋心あれば水心
「それって最後まで見た?」
「見れる訳ないじゃない!見たくもないよっ!
せっかく・・・忘れようとしてたのにっ!思い出しちゃったじゃない!」
この話を持ち出したら、絶対に喧嘩になる。
そう思ってみなかった事にしようと決めていたのに。
「で?今まで黙ってたわけ?」
「・・・・」
そこでガバッと後ろから抱きしめられた。
「バカだな。最後までいればよかったのに。
ちゃんと断ったよ。のぞみちゃん以外から何か貰う訳ないだろ。
来月のバレンタインも楽しみにしてる。
もちろんチョコはのぞみちゃんからしかもらわないよ」
そう言って耳たぶを噛んだ。
「居酒屋に行くのやめ。俺の部屋に行こうぜ」
山田さんはそう言って、赤い顔の私を隠すように会社の前でタクシーを拾った。
p.s.そんな私たちを苦笑いとともに広報の加藤さんと柳下さんが見ていた。
END******
「見れる訳ないじゃない!見たくもないよっ!
せっかく・・・忘れようとしてたのにっ!思い出しちゃったじゃない!」
この話を持ち出したら、絶対に喧嘩になる。
そう思ってみなかった事にしようと決めていたのに。
「で?今まで黙ってたわけ?」
「・・・・」
そこでガバッと後ろから抱きしめられた。
「バカだな。最後までいればよかったのに。
ちゃんと断ったよ。のぞみちゃん以外から何か貰う訳ないだろ。
来月のバレンタインも楽しみにしてる。
もちろんチョコはのぞみちゃんからしかもらわないよ」
そう言って耳たぶを噛んだ。
「居酒屋に行くのやめ。俺の部屋に行こうぜ」
山田さんはそう言って、赤い顔の私を隠すように会社の前でタクシーを拾った。
p.s.そんな私たちを苦笑いとともに広報の加藤さんと柳下さんが見ていた。
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