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サイドストーリー5
第2章 恋心あれば水心
「乃恵ちゃんて真面目な子でさ。
バレンタインなんか関係ないです!って言いそうな子なんだよ」
「うん」
「で、岡部はそんなことを初恋の相手から言われたらショックだから、
自分から色々理由を付けてバレンタインはやらない方向に持って行こうとした訳」
「うん」
「でも、チョコがもらえることが分かって、岡部は有頂天でさ~」
「・・・・」
「お前今まで山ほどもらってるだろうって」
そう言ってまた笑うけど。
「山田さんはどうなの?沢山もらってるの?」
忘れようとしていたあることを思い出した。
「え?」
「去年のバレンタイン。同じ部の女の子にチョコをもらってたわよね?」
「はぁ?」
「私見たんだから!」
「どこで?」
山田さんは今までの冗談めかした雰囲気から一転して
真面目な顔になった。
「ご・5階の給湯室前」
「ふ~ん」
ふ~んって・・・なに?
バレンタインなんか関係ないです!って言いそうな子なんだよ」
「うん」
「で、岡部はそんなことを初恋の相手から言われたらショックだから、
自分から色々理由を付けてバレンタインはやらない方向に持って行こうとした訳」
「うん」
「でも、チョコがもらえることが分かって、岡部は有頂天でさ~」
「・・・・」
「お前今まで山ほどもらってるだろうって」
そう言ってまた笑うけど。
「山田さんはどうなの?沢山もらってるの?」
忘れようとしていたあることを思い出した。
「え?」
「去年のバレンタイン。同じ部の女の子にチョコをもらってたわよね?」
「はぁ?」
「私見たんだから!」
「どこで?」
山田さんは今までの冗談めかした雰囲気から一転して
真面目な顔になった。
「ご・5階の給湯室前」
「ふ~ん」
ふ~んって・・・なに?