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サイドストーリー5
第25章 あなた~you~②
1限が終わった火曜日の昼休み、2限の授業がないので
図書館で本を読んでいると白木君が隣に座った。
「乃恵ちゃん」
「白木君も講義ないの?」
「ああ」
そういって、私の顔をじっと見つめる。
「岡部先輩とは・・・うまくいってる?」
少しゆがめた顔でそう聞いてくるので
「はい。いろいろご心配かけました」
ファミレスでの岡部先輩と白木君の言い争いが1つの転機になったのだと思う。と
話すと、そうか。と苦笑した。
「ちゃんと大事にしてもらってる?」
「はい」
「少しでも、いやなことがあったら俺に相談してよ」
「はい。ありがとうございます」
「乃恵ちゃん、この前カフェで岡部先輩とはキスをしていないって大声で言ったみたいだけど」
私が二人の女性を相手に
岡部先輩とはキスもしていないと大声で言ったことは
あっという間に広まってて。
それを白木君も聞いたんだろう。
図書館で本を読んでいると白木君が隣に座った。
「乃恵ちゃん」
「白木君も講義ないの?」
「ああ」
そういって、私の顔をじっと見つめる。
「岡部先輩とは・・・うまくいってる?」
少しゆがめた顔でそう聞いてくるので
「はい。いろいろご心配かけました」
ファミレスでの岡部先輩と白木君の言い争いが1つの転機になったのだと思う。と
話すと、そうか。と苦笑した。
「ちゃんと大事にしてもらってる?」
「はい」
「少しでも、いやなことがあったら俺に相談してよ」
「はい。ありがとうございます」
「乃恵ちゃん、この前カフェで岡部先輩とはキスをしていないって大声で言ったみたいだけど」
私が二人の女性を相手に
岡部先輩とはキスもしていないと大声で言ったことは
あっという間に広まってて。
それを白木君も聞いたんだろう。