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はじめの一歩
第3章 夫婦のカタチ
「言いすぎたことなんて、分かってる。でもエミだって俺の気持ちなんか考えてないだろ」
「貴弘くんの気持ちって…排卵日のセックスが嫌ってこと?そんなのお互い疲れないように1番効率のいい日を調べてるだけじゃない!それの何が悪いの⁉︎」
「疲れるとか効率とかじゃなく、子作り意識せず、独身の時みたいにやりたいだけだよ!2人で愛情確認っていうか…妊娠て、その先にあるモンじゃないのか⁉︎なんか今みたいの、本末転倒だろ?」
「でも、子供が欲しいヒトはこうするモンだよ?」
「排卵日以外ダメみたいな空気がイヤ。俺だってバイオリズムっていうか、波があんだからさ。フツーにセックスしてりゃ排卵日にぶつかる事もあんだろ⁉︎」
「じゃあしてよ⁉︎」
「エミだって!俺が抱きたいと思えるような努力してないだろ!独身の時は可愛い下着着けたりイロイロしてくれたのに!」
2人で唇を噛んで睨み合う。
昨日みたいな修羅場には、ならなかったけど。
コレはコレで気まずい。
「貴弘くんの気持ちって…排卵日のセックスが嫌ってこと?そんなのお互い疲れないように1番効率のいい日を調べてるだけじゃない!それの何が悪いの⁉︎」
「疲れるとか効率とかじゃなく、子作り意識せず、独身の時みたいにやりたいだけだよ!2人で愛情確認っていうか…妊娠て、その先にあるモンじゃないのか⁉︎なんか今みたいの、本末転倒だろ?」
「でも、子供が欲しいヒトはこうするモンだよ?」
「排卵日以外ダメみたいな空気がイヤ。俺だってバイオリズムっていうか、波があんだからさ。フツーにセックスしてりゃ排卵日にぶつかる事もあんだろ⁉︎」
「じゃあしてよ⁉︎」
「エミだって!俺が抱きたいと思えるような努力してないだろ!独身の時は可愛い下着着けたりイロイロしてくれたのに!」
2人で唇を噛んで睨み合う。
昨日みたいな修羅場には、ならなかったけど。
コレはコレで気まずい。