この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第10章 クリスマスなんて…☆【葵】
「綺麗にしてあげよっか…」
オレのなかで騒ぎだす熱いケダモノの血がカラダじゅうで滾るのを感じながら、甘く掠れた声で真っ赤になる彼女の耳元に魔性の囁きを落とす。
そうして下げきったワンピースのファスナーから手を滑らせて今度は濡れたスカートの裾をまくりあげる。
それから彼女の持ち上げた膝の間に身を屈めて潜り込んだオレは、ちーちゃんの柔らかな太股の内側にまだ色濃く残る自分がつけた紅い目印の上に唇を落とした。
「アァ…──ッ…!!」
そこから一気に肌を濡らしたクリームを舌で舐めとると、甘い味が口内に広がるのと同時に彼女のカラダが甘い悲鳴を伴ってビクリと跳ねあがる。
「…あ、こんな可愛いの着けてくれてたの」
「ゃ、葵く…ンンッ…」
両手で押し開いた彼女の脚の間に覗くのはクリスマスカラーの真っ赤なレースに白いファーがついた、それだけでもオレの情欲を煽るには充分すぎるランジェリー。
「…でも濡れちゃったね」
オレはそう言ってこぼれたクリームなのか、溢れた彼女のものなのか…もうすでにどちらかわからないモノで染みになっている繊細な布地を暴く。
するとより一層そこから香りたつ甘い匂いが、まるで媚薬のようにオレをあっという間に狂わせる…
オレは甘い蜜に本能的に誘われる虫のように、そこに咲き淫れる可憐な花に口づける。