この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第2章 バレンタインの事情♡その①…千隼…
クソぅ……
小悪魔め、小悪魔めー!!
どうやら、今日の勝者は聖くんらしい。
アタシを含め、全員がこのオトコにヤられたと思われます。
今日の…ってくらいだから、こんなくだりも毎日繰り返されているわけで…
…アタシなんかした!?
本当にみんなどうしちゃったの!?
"みんな、お願いっ!!アタシのために争わないで♡"
…なんてね、
残念なことにそんなお姫様チックなセリフすら言える状態ではありません。
毎日がある意味サバイバルなのです。
そして今現在明確なのは、こんな状態がもっと続くとなると、確実に心身ともにアタシがもたないってこと!!
…なのにも、かかわらず
「このあと部屋行こうと思ったけど、まぁいいや…ここで」
「ん…きゃっ!!」
って、おいおい!!
「や…ッ…ん…、ちょ…聖く…ん」
だから、本当にもたないんだってば!!
「──────!!」
…このあとしばらく聖くんに弄ばれたあと、お楽しみの夕食の時間を迎えるのだけれど…
ホワイトシチューに入れたハートのニンジンを型抜きして作ったのが雅くんだ♪ってことは、聖くんにはナイショだよ♡
バレンタイン事情♡千隼♡
─完─