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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第12章 ちーちゃんの夏休み♡partⅢ♡
ところが………だ。
「…ね、そういえばちーちゃん」
「………?」
「ドキドキしてくれた?」
…うん?
「…ドキ…ドキ?」
「そう」
…ううん!?
「誰…に?」
「ん!?オレに…♪」
…うううん!?
「え、…いつ」
「もちろんさっき♪オレの悪戯!?」
─チョンッ♡
「ッっ…!!」
…!!!!!?
きゅ、急に何を言い出すのかと思えば、葵くんってば何を言っているのかと思わず耳を疑った。
一度脳ミソまで溶かされかけたアタシは即刻理解不能状態に陥る。
なんの突拍子もなく急に思い出したように聞かれた彼の言葉は、その意味をすんなりと理解し兼ねてしまうほど今更過ぎるのもの。
なのに…
「自分からあんな事しといてなんだけど、気になって。さっきの様子だとちーちゃん、ちょっとぐらいオレにもドキドキしてくれたりしたかなー?って♪」
…ニコッ♡
「~~~~~!!?」
な、な、な、なにを──!!?