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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第18章 ☆New☆ちーちゃんの夏休み♡PartⅨ♡
「…んで?少しは機嫌直ったのかよ」
「ん…ぐ、んぐ」
「ハハッ、なに言ってっかわかんねぇし。頬張りすぎだろそれ」
"お願いします!!どうかアタシにひとときの休息を…"
…と、とんでもオトコの抱っこ状態から泣きついて立ち寄ってもらったパンケーキショップ。
そのテーブルの向かえから、頬杖をついた雅くんがアタシの口からはみ出したクリームを指先で拭う。
「んむむ、んぐんぐー!!」
「…や、とんねぇから。お前見てるだけでこっちは腹一杯だって」
「~~~♪」
…はい、現金。アタシって超現金!!
ついものの数秒前までブーブー文句をたれていたそのオトコに、パンケーキひとつで懐柔される。
いくらなんでもチョロすぎるだろ、アタシ!!
受けた心労のレベルとこの対価があってるかどうかと聞かれれば、かなり微妙なような気もしないでもないけれど…
でも…っ!!
「はぁ………」
…うっとり♡
やっぱり本場のハワイアンパンケーキは違いますなぁ~♡美味しいですなぁ~♡♡♡
「……ホントお前っていい意味で単純だよな」ボソッ
「ゴック…ん?なんか言った?そんなに食べたいなら、ひとくちだけならいいよ?あーん…♪」
「………いや、いいッ──!!ゴホッ!!ごほっ、ごほっ!!んんんんーんん(突っ込みすぎだっつーの)!!」
「~♪」