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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第5章 ちーちゃんの夏休み♡







殴り合いにはならないものの、互いに煽り煽られ魔王と最強の不機嫌の争いはどんどん激しさを増していく。


あーもう、アタシ最悪じゃん!!

邪魔するどころか、不毛な言い争いの原因つくるとか

バカバカバカバカ…!!


「…ゴメンなさい、さっきの忘れて!!ちゃんと大人しく留守番してるからっ!!」

「「……!!」」


鼻の辺りを若干ツンとさせながら、睨み合うふたりの腕を思いきり引く…

と、


え…!?

アタシの叫びにハッとしたふたりが見つめあったまま一時停止。


「「留守番…!?」」


そして声を揃えてなにやら呟くと、


「…!!」


え…

ええ…!?

なにやら一瞬意思の疎通をはかったと思われるふたりの顔がみるみる悪い顔になり、向けられたのは逃がさないとばかりの鋭い視線…


「おい、千隼…留守番だぁ?」

「え…ちょっ…」

「バカかお前。んなもん、させるわけねぇだろうが」

「あ…の、ッ…!!」


瞬く間にソファーの角に追い詰められて、小さくなったアタシの前に不適な笑みを浮かべるオトコふたりが立ちはだかる。


「…お前のために飛行機飛ばしてやる。言ってることわかるよな」

「え…あ、わかんな…」


ニヤリと妖しく頬笑む渚くんに顎を掴まれ…


「いいか、ぜってぇあの夏バテ野郎とクソガキには黙っとけよ」


睨み殺されそうな勢いで雅くんに凄まれる。


「ちょ…ぇえ!?」


それってつまり、


「オレと雅は先に発つから、お前もあとからこいよ。その代わり…」


葵くんと聖くんには内緒で


「アイツら連れてきたらきたらどうなるか最後、…わかってるよな」


ハワイに来いってことー!!?




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