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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第6章 ちーちゃんの夏休み♡partⅡ♡
しかもなんだ、その"youったらイケメンふたりとウハウハでgoodね♡♡♡"的なサインとウインクは───!!!
そしてどんな気の利かせ方をしてくれちゃうのか、それを合図に閉ざされていくアタシの唯一のライフライン。
運転席と後部座席を隔てる仕切りがさげられ、完全なる密室がそこに完成するわけで…
あぁ、よかった。
公開処刑はこれで免れ…って、よくないから!!
「あはっ♪ちーちゃん逃げられないから諦めてね♡」
こんなところで小悪魔とケダモノ、ふたりの同時攻撃とか…
「今はハワイよりオレたちを楽しんで…ね」
魔王様の公開処刑は免れたものの、やっぱり助けて渚くん!!
やっぱり助けて魔王様ぁぁあ────!!
─その頃、魔王の城…
もとい渚のホテルのペントハウスでは…
「ったく、なんなんだアイツら。ハリケーンかよ」
「…落ち着け雅、こうなるのは半分想定内だ」
「あー、だけど!!つーか、渚さんさっきからタバコ多いんだよ!!煙いっつーの」
「…あ!?だったら窓開けろ。直ぐ様蹴り落としてやる」
「………」
千隼が拐われ、嵐の去った室内。
不機嫌極まりないオトコたちがふたり、青い海に背を向けため息を溢し合っていた。
「で、どうすんだよ」
「…フンッ、このままオレが黙ってるとでも!?」
「ハハン…まさか♪」
なんとも、不穏な気配♡
…さて、どうなるちーちゃんの夏休み。
南国のパラダイスでのイチャ♡ラブはそれぞれこの後のお話で…♡
─ちーちゃんの夏休み♡partⅡ
*** to be continued...***