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他人の妻、親友の夫
第6章 超える一線
大きく口を開いた彼女は、彼の剥き出しの粘膜を全て包み込んだ。

そうしながら浴衣の帯をほどき、はだけさせていく。

テントの夜の時と同じだ……

今さらながら海晴は相手のペースにのせられたことを悔やむ。
あの夜もこうして焦らしと誘惑を織り混ぜながら繰り返し、自ら裸体を晒してきた。
そして気付けば自分も駆り立てられて理依を責めてしまっていた。

ちゅっぷちゅっぷと音を立てながら、彼女の唇は優しく先穂を扱きあげる。
そして口の隙間から滴ったよだれを伸ばすように、輪にした指を上下に滑らせる。

全身を揺するように動かす口淫は激しく、露になった彼女の白い双房も弾むように揺れていた。

受け身になるばかりでは情けなく、挑発に乗った形で彼の手は理依の乳丘を掴んでしまっていた。

「んっ……」

柔らかな肌に触れてしまうと、もう止まることは出来なかった。
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