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他人の妻、親友の夫
第6章 超える一線
理依はハンドバッグからコンドームを取り出す。
「それはっ……」
戸惑う海晴などお構いなしに、彼女はそれを開封してしまう。
「まずいでしょ、さすがにっ……」
ここまでしたら同じという考えもあるが、やはり性器同士で繋がるのと繋がらないのでは大きな隔たりを感じていた。
助けを求めるように妻を見る。
その瞬間--
ばちんっという激しい音と共に志歩が「ああっ!!」と叫んだ。
どう聴いても秋彦が志歩のお尻を叩いた音だった。
更に二度三度とその音が鳴り響く。
声を上げながら志歩はずるずると床に崩れていった。
「志歩……」
妻の顔は歪んでいた。
しかしそれは痛さを堪えているだけの表情ではなかった。
打たれながら、呻きながらも志歩の瞳には悦びが滲んでいる。
海晴の目にはそう映っていた。
「それはっ……」
戸惑う海晴などお構いなしに、彼女はそれを開封してしまう。
「まずいでしょ、さすがにっ……」
ここまでしたら同じという考えもあるが、やはり性器同士で繋がるのと繋がらないのでは大きな隔たりを感じていた。
助けを求めるように妻を見る。
その瞬間--
ばちんっという激しい音と共に志歩が「ああっ!!」と叫んだ。
どう聴いても秋彦が志歩のお尻を叩いた音だった。
更に二度三度とその音が鳴り響く。
声を上げながら志歩はずるずると床に崩れていった。
「志歩……」
妻の顔は歪んでいた。
しかしそれは痛さを堪えているだけの表情ではなかった。
打たれながら、呻きながらも志歩の瞳には悦びが滲んでいる。
海晴の目にはそう映っていた。