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他人の妻、親友の夫
第1章 禁断の目醒め
もはや志歩には返す言葉がなかった。
綺麗で清楚なお姉さん的存在の理依のイメージが崩れていくことが耐え難かった。
口許を両手で覆い、小さく首を何度も振って闇雲に否定する。
「しかし僕が相手になってしまったら彼女の曝け出す姿を『視ること』は出来ません。どうしても誰かの協力が必要だったんです。だからあのきっかけで志歩さん達にご協力を仰いだのです」
秋彦は整理された頭で話すから冷静で纏まっている。
しかしいきなりそんな話を聞かされた志歩の頭は大いに混乱した。
「勝手な話ですよね……」
その困惑は当然彼にも伝わっていた。
自分に呆れた笑いを浮かべ「すいません」と頭を下げられる。
「ごめんなさい……なんか……すごい話過ぎて頭がついていけなくて……」
綺麗で清楚なお姉さん的存在の理依のイメージが崩れていくことが耐え難かった。
口許を両手で覆い、小さく首を何度も振って闇雲に否定する。
「しかし僕が相手になってしまったら彼女の曝け出す姿を『視ること』は出来ません。どうしても誰かの協力が必要だったんです。だからあのきっかけで志歩さん達にご協力を仰いだのです」
秋彦は整理された頭で話すから冷静で纏まっている。
しかしいきなりそんな話を聞かされた志歩の頭は大いに混乱した。
「勝手な話ですよね……」
その困惑は当然彼にも伝わっていた。
自分に呆れた笑いを浮かべ「すいません」と頭を下げられる。
「ごめんなさい……なんか……すごい話過ぎて頭がついていけなくて……」