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他人の妻、親友の夫
第8章 視欲の目醒め
そんなことが続いたある日--
秋彦が家に帰ると例のコンビニ香水が漂っていた。
あの男の仕事は現場らしく天候の他、受注の関係で休みはまちまちのようだった。
ソファーでふんぞり返った男は、立場の低い芸人を笑い者にしたバラエティー番組の再放送を観ていた。
いつものように無視をして部屋に入ろうとした瞬間、
「母親のセックスするとこ視てシコッてんのかよ……ほんと気色悪ぃ餓鬼だな、お前は」
男は振り返りもせず言葉を吐きかけてきた。
『バレてたっ……!?』
秋彦は一瞬で血の気が引く。
「ろくに口も利けねぇ癖にやることはとんでもねぇな、ほんと……」
「黙れッ!!」
逆上した秋彦は男に飛び掛かる。
しかし喧嘩などろくにしたことがない彼が、大人の、それも肉体労働を生業としている屈強な男に勝てるはずもなかった。
秋彦が家に帰ると例のコンビニ香水が漂っていた。
あの男の仕事は現場らしく天候の他、受注の関係で休みはまちまちのようだった。
ソファーでふんぞり返った男は、立場の低い芸人を笑い者にしたバラエティー番組の再放送を観ていた。
いつものように無視をして部屋に入ろうとした瞬間、
「母親のセックスするとこ視てシコッてんのかよ……ほんと気色悪ぃ餓鬼だな、お前は」
男は振り返りもせず言葉を吐きかけてきた。
『バレてたっ……!?』
秋彦は一瞬で血の気が引く。
「ろくに口も利けねぇ癖にやることはとんでもねぇな、ほんと……」
「黙れッ!!」
逆上した秋彦は男に飛び掛かる。
しかし喧嘩などろくにしたことがない彼が、大人の、それも肉体労働を生業としている屈強な男に勝てるはずもなかった。