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他人の妻、親友の夫
第1章 禁断の目醒め
秋彦は黙って妻を見詰めていた。
一切視線を向け返さないが、視られていることは理依にも当然わかっている。
大きくはしたなく開かれた股の間から見える秘唇はヒクヒクと動いていた。
近づかずともそこが濡れていることは見てとれた。

視ちゃ駄目……

そう意識するほど志歩の視線もそこに向いてしまう。

他人のそんなところを見るなんてことは、もちろんはじめてのことだ。

もちろん可愛い後輩の視線も理依には甘美な刺激となる。
異性はもちろん、同性からの視線も激しい悦びだった。

好奇に潤んだ目でも、蔑むような視線でも、嫉妬に燃えた瞳でも、羨望に満ちた眼差しでも、全て彼女には悦びとなる。

理依は拡げたチャックから海晴のフラッグを引っ張り出した。
赤黒いその旗は猛々しく反り勃って、先端にぷっくりと水溜まりを浮かべていた。

理依は顔にかかる髪を指で掻き上げ、二人によく見えるようにしてからその丸先を唇で包んだ。

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