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他人の妻、親友の夫
第9章 浮気の境界線
「かはっ……はっ……はぁっ……も、もう赦して……」
掴まっているのもやっとの様子で、ぶら下がった理依が懇願する。
密着していない格好なので突き上げると大きな乳房がゆっさゆっさと揺れた。
いくら筋力に自信のある海晴でもいつまでも抱えての接合は腕が辛くなる。
だが戸惑いながらも悦ぶ理依を視ていると、まだ根を上げられないという気概が湧く。
苦しい体勢ながらも脚を握り直し、下から貫くように腰を跳ねさせた。
「ふぁあっ! い、いやぁ……凄いところに当たるっ……」
もはや自らを抑えられない様子で、身体を大きく仰け反らせる。
ポールダンサーのような妖しく艶やかな曲線美だった。
倒れそうになる彼女を支え、飛び跳ねるように揺すって追い撃ちをかける。
「壊れるっ! やめてっ! 壊れちゃっ……あああっ!」
最後の一撃を加えた瞬間、理依は目を剥いて虚空を仰いだ。
呼吸は吐いたまま止まっている。
優しさの中に芯が通った美しい顔は跡形もなく崩れ、快楽の濁流にのみ込まれて溺れたようだった。
その顔は本当に壊れてしまったように、美しかった。
掴まっているのもやっとの様子で、ぶら下がった理依が懇願する。
密着していない格好なので突き上げると大きな乳房がゆっさゆっさと揺れた。
いくら筋力に自信のある海晴でもいつまでも抱えての接合は腕が辛くなる。
だが戸惑いながらも悦ぶ理依を視ていると、まだ根を上げられないという気概が湧く。
苦しい体勢ながらも脚を握り直し、下から貫くように腰を跳ねさせた。
「ふぁあっ! い、いやぁ……凄いところに当たるっ……」
もはや自らを抑えられない様子で、身体を大きく仰け反らせる。
ポールダンサーのような妖しく艶やかな曲線美だった。
倒れそうになる彼女を支え、飛び跳ねるように揺すって追い撃ちをかける。
「壊れるっ! やめてっ! 壊れちゃっ……あああっ!」
最後の一撃を加えた瞬間、理依は目を剥いて虚空を仰いだ。
呼吸は吐いたまま止まっている。
優しさの中に芯が通った美しい顔は跡形もなく崩れ、快楽の濁流にのみ込まれて溺れたようだった。
その顔は本当に壊れてしまったように、美しかった。